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うねうねうねる

普段着キモノ&日本酒ラブな三十路が綴るアレコレ。九州の端っこよりお送りします。

「きものの日」に思うこと

「きものの日」

話題になってました。

 

www.sankei.com

 

私がこのニュースを目にした感想は

「うわ、なんかダサい。。。」です。

 

なぜ私がこのニュースをダサいと感じたかというと、私は着物をファッションとして見ているから、です。着物をファッションとして捉えた場合、政府が出てきてなんかやるってのは非常ーにダサく見えます。政府が突然、今期のファッショントレンドは○○○だから、みんな着ましょう!って言い出したら、は??となりますよね。私が感じたのはそういう違和感です。

 

一方で、これはこれで良い動きじゃないかと感じる人もいるようです。 

それはきっと着物を民族衣装、日本の伝統や文化の象徴として捉えて言ってるのではないかと解釈しました。日本の伝統を大事にしたいので、みんな着物着ましょう!ってことですよね。そう考えると、確かにそうかもね、と思えます。

 

それにしても、この政府の動きにくっついてる業界の方々は、どちらに軸足置いてるんでしょうか?着物は日本の伝統だから守らねば、という方ですかね。それとも…?気になるところです。もし前者だったら、ファッションという分野で生き抜いていく道は諦めた人達なのかなと。

 

政府も「着物を日常着に…」とかいう言葉が入ってるので、ちょっと意図が分からないです。文脈からすると、会社での着用も含めて日常着ってことですよね。

これ、言葉通りにするならば、

1.現状の生活環境に合わせて着物のカタチを変えるか

2.着物を着る余裕のあるように生活環境を変えるか

という話になると思うのです。

1は例えば朝の忙しい時に5分で着れて、洗えて、手入れが簡単で、フォーマル対応で着心地も良くて、通勤のバスや電車でぎゅうぎゅうになっても大丈夫な形に変える必要があるのでは?ってことです。

2は、着物の形はそのままで、働く場所や時間をもっと自由に選択できる環境に変えて、朝の決まった時間の通勤をなくしたり、在宅勤務等が当たり前にできる状況にでもなれば、時間の余裕が出来て、少しは着物にかける時間も取れるかも?ってことです。もっといろんな方法はありそうですが、着物の為に環境を変えるとこまで考えてるのか?という話です。

どっちの方向に進むのでしょうか。生温く動向を見守りたいと思います。

 

しかし、着物の形を今のままでとなると、好きでもない人にあんな手間のかかるモノを着ろと強制することになりますよね。それで逆に着物嫌いになる人が増えないか心配です。

 

 最後に。この件に関して、刺さりすぎて粉々になってしまいそうなブログがFBで話題になっていたので張っておきます。

着物の需要が伸びないのは業界側に問題がある : 南充浩の繊維産業ブログ

 

 

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追記:続編書きました。

garamania.hatenablog.com