うねうねうねる

普段着キモノ&日本酒ラブな人が綴るアレコレ。九州の端っこよりお送りします。

昨日のしくじり先生の教訓が、今の時代にマッチしすぎてヒリヒリした話

 

希代のTVっ子...どうも、うねうねです。

 

しくじり先生。面白い番組ですね。時々見てます。

サブタイトルも素敵ですよねー。

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で、昨日何気なく見た「ピタゴラス」の回の教訓が、現代のアレコレにマッチしすぎてヒリヒリしました。

 

ピタゴラスの人生をなぞりつつ、本当のテーマは「嫌いな”勉強”は何のためにするのか?」という問いに対する答え。

 

”勉強”というと学校っぽいけど、大人にも通じる話。

新しいテクノロジー、新しいサービス。それを学ぶこと。

ぐるぐる考えましたので、ちょっとまとめてみました。

 

嫌いな「勉強」は何のため?の答え

早速ですが、番組の概要と、問いの答えはこちら。

ピタゴラスの定理”で有名な古代ギリシャの哲学者・ピタゴラス。実は、数学だけでなく音楽、医学、天文学にも精通した天才だったという。人々に奇跡を見せて魅了していたピタゴラスだが、自分のミスを認めることができず悲惨な死を遂げた。ピタゴラスの生涯を独自の目線で解説し“人間はなぜ勉強しなければならないのか”という誰もが一度は抱いたその疑問に対して、『勉強は義務ではない。先人が解明した魔法を知る権利』だという答えを導き出しました。

www.tv-asahi.co.jp

tv asahi|テレビ朝日

 

6/11(日) 20:50まで、TVerで観れます。

tver.jp

 

詳細は上記のサイトなどを参照してもらうとして。

 

”勉強”は何のためにするのか?という問いに

『勉強は義務ではない。先人が解明した魔法を知る権利』

という答えを出した、オリラジ中田センセイ。

 

番組観てない人は「なんのこっちゃ?」となると思いますが。

番組終盤の流れはこんな感じでした。

 

知らない人から見たら、魔法のように見えることを行っていたピタゴラス。

でもそれは、建築学、天文学、医学、音響学...つまり科学の知識によって実現したものではなかったのか?という推察。

これは現代に通じる話で、例えば人が空を飛んで移動することや、遠くの人と会話できることは、昔は魔法のように思えることだったはず。

「科学とは解明された魔法のこと」

今ある魔法を知ることが「勉強」。勉強は大きな力を得る事ができる。それによって夢を叶えることができる。

 

最後の締めの言葉は、

「どんな魔法を手に入れてどんな夢を叶えるか?」

でした。

 

ここまでの私の説明で分からなかった人は、番組を見ましょう。一次情報大事。

 

んで、私はまたぐるぐると考えてしまったわけです。

 

学ぶ人だけが使える魔法

私はこの番組を見ながら、最近の新しいテクノロジーやサービスを巡る動きがリンクして、 「うわぁこれってなかなか残酷な一面がある話だな」と感じました。ヒリヒリ。

 

例えば、少し前に記事にしたクラウドファンディングの話。

garamania.hatenablog.com

 

私が「クラウドファ...何じゃそれ?」となってる間に、この便利なサービスをいち早く知って、勉強して、使いこなして、大げさじゃなく夢を叶えてる人がいるということ。

 

しくじり先生で言ってたところの「魔法」が、現代では「新しいサービスやシステム」なんじゃないかと思ったのです。

 

ほんとにドンドコ新しいサービス出まくりの現代。ついていけないくらいの情報量です。

ここ数週間でも目まぐるしく、話題が移り変わっていますし。

ほんの1週間前くらいはビットコインでざわざわしてたのに、今はVALUの話題で持ち切りのネット界隈。何それ?な単語がある方はgoogle先生に聞きましょう。

去年はメルカリですかねー。あとはAirbnbとか。Instagramも存在感がかなり増しました。LINEだって、さらに遡ればスマートフォンそのものだって。

ここ数年で、新しく出来たサービスって数えきれないくらい。

 

「今まで出来なかったことが出来るようになった」

というインパクトと、

それが一部の人に普及するスピードがえげつないです。

 

一部の人、というのが”学ぶ人”のこと。

新しい情報をいち早く知るために、アンテナを張っている人達。興味を持ってどんどん自分で学んで、試して、使えるようになる人達。

 

知ってて使える人>>>>>>>>>>>知ってるだけの人>>>>>>>>>>>知らない人

 

端と端の格差たるや。0と100くらい違います。

この差を埋めるのが学ぶ(勉強する)ことだと思うのです。

学ぶということは単に知識を蓄えるだけじゃなくて、トライ&エラーを繰り返していくイメージ。

”学ぶ人”は、目的を叶えるための新しい手段を、どんどん手に入れる事が出来るというわけです。

 

学ばない人は選択肢が増えないというシビアさ

それで、ココまでの話は”学ぶ人”にとってはわりとワクワク系のお話ですが。

裏を返せば

”学ばない人”は選択肢が増えないというシビアな一面があるということ。

ここが私が一番ヒリヒリしたところなんです。

 

だって、冒頭の結論にもあったように、義務じゃないんです。だから、誰も強制しないし、学ぶも学ばないも自由。ぼやーっとしてても誰も教えてくれない。無意識のうちに選択肢が減っている。

そして、”学ぶ人”に比べて選択肢が狭まっていること自体に気付かない可能性すらある。

 

なんて残酷な...!

しくじり先生、タイムリーすぎるやろ...!

 

学ぶって結構パワーがいるので、正直、面倒くさいです。

新しい情報を逐一チェックして、調べて使ってみて...という作業。時間かかるし。

 

「SNSってのはよく分からなくて...」「そういう発信は性に合わないから...」とか。

苦手だから、分からないからで終わらせてしまう人。いろんな業界に居ますよね。

私がとやかく言う権利もないけど。何かの提案をした時にこう返されると切なくなってしまう。それはそれで、納得してれば良いのかもしれないけど。

手を伸ばせば掴めたかもしれない可能性をフイにしてるのって、単純にもったいないなーと思います。

 

分からなくても出来ること

こんなつらつら書いてますが、私自身がこのシビアさを肌で感じてるもので。

だって面倒くさい!横文字わからん!IoTって何じゃい!今の生活に関わりないし!そんなことより美味しいもの食べてお酒飲んで寝たい!着物も着たい!

とかいう凡人中の凡人!の心の声と戦っているわけです。

 

特に金融系はねー弱い。パソコンだって人より多少使えるけど、専門家ってほどでもない。コミュ力も中の下くらい。小難しい話は脳みそが拒否ってくる。

わからないことだらけ。でショートしそう。

これがまさしく、思考回路はショート寸前状態...。アラサーの皆さんだけでも笑ってください。

 

そんな凡人の私が最低限できることは、

新しいサービスの情報を知ることくらい。 

とりあえず、知っておく。選択肢として使う時が来た時に、記憶から引っぱり出せるように。

使えるトコまで行くのがベストでしょうけどねーそりゃ。

でもとにかく、知らない”0”状態から知ってる”1”状態にはしておく。

ん?なんかこんなフレーズの本あったなーというツッコミはさておき。

最悪、知ってさえいれば、詳しい人に聞くとか頼むとかいうことも出来るから。

 

というわけで、今日もせっせと情報収集しているわけです。

知らなくても困らないかもしれないけど、知ってたらもっと良い方法があったかもしれない。そういうことにならないように。

  

まとめ

ということで。まとめ。

 

・学ぶ(勉強する)ことは義務じゃないけど、学ぶことで出来ることや選択肢が増える

・学ばないことで、知らない間に失っている選択肢がある

・まずは”知っている”状態にして、選択肢のタネを増やしておく

 

いきなりゴリゴリに学ぶ人になれなくても、とりあえず”知ってる人”を目指すと良いことあるかもよ、というお話でした。

 

とかいう今も、格安スマホへの切り替えが面倒になって、数日放置してます。

しかしここを乗り切れば、月に数千円は出費減らせるはず...!

 

今回の記事は、自分に言い聞かせる教訓にします...!