うねうねうねる

普段着キモノ&日本酒ラブな人が綴るアレコレ。九州の端っこよりお送りします。

3Dプリンターで帯留の復刻を妄想してみる

 

読んでるだけで、ワクワクが止まらなかった記事。

 

 

前々から、地味にアンティーク着物の行く末を案じていたのですが、先日こちらの記事を読んで少しばかり未来に希望が持てました。 

 

アンティーク着物は、放っておけば徐々に数が少なくなっていくはずのモノ。未来の着物女子達は実物を目にする機会が無くなっていくのだろうか…なんて一抹の不安を抱いておりました。同時に、誰かアンティーク着物と同等レベルの新品を作ってくれないかな、なんて淡い期待も。

 

この記事のメインは補助金についてですが、私はそれよりもこの補助金の申請を行ったという新しい販売システムに釘付けになったのです。ざっくり言うと、アンティーク着物の色柄からデジタル的な画像を作成して、それを見て自分の好みのサイズ・色で新品を注文できるシステム。

 

画像作成は最新のモデリングシステム、プリントは最新のデジタル捺染とのこと。

 

ビバ!技術の進歩!

海に向かって駆け出したい!(けどそんなキャラじゃない)

 

こういった復刻システムがあれば、汚れたり破れたりした着物も復刻できるし、アンティーク着物の小ささに涙をのんでいた、背の高い着物女子達も歓喜するのではないでしょうか。もちろんそれは日本人だけには限らず。

欲を言えば、絹かポリか素材も選べたら嬉しいな。アンティーク着物の色柄で洗えたら最強!…なんて考えているズボラ着物女子です。

 

 

で、このワクワクから思い出した私の妄想シリーズをひとつ。

それが「3Dプリンターで帯留を復刻する」というもの。

 

私は帯留という存在が好きすぎて、こんな本を持っているのですが。

 

いかんせん、お値段がアレなもので、憧れつつも高級品には手が出せないでいます。

珊瑚とか象牙とか鼈甲とか…。まさに小さな芸術品。手のひらに乗るアート。

中には今の技術では再現できないものがあるとか。(意外と金属系の物らしい)

もう少し身近にこの芸術品を楽しめたらいいなと。

 

めくるめく帯留の世界…。

https://instagram.com/p/2vofwQOW9j/

@青山アンティークマーケット

 

で、なんやかんやで再現する職人的な技術が無理なら、まるっと3Dスキャンしてしまえ!そして3Dプリンターで出力してしまえ!という。

3Dプリンターもだいぶ安くで出回ってきてますし、モデリングの技術を持ってる人もたくさんいるはず。(残念ながら私にはそこまでのモデリング技術はありませんが。機械系メインなので)

 

3Dデータからの受注生産で素材選べたりなんかして…。

デザインセンスのある人なら、復刻じゃなくてオリジナルでデータ作ってみても…。

 

妄想ループ・・・。

 

誰か・・・!(作ってください・・・)

 

 

いつもながら、妄想からの他力本願ですみません。

 

 

最後に上の記事元ICHIROYAさんネタをつけときます。

 

以前、一度ネットショップを利用したことがありまして。

Instagramでよくアンティーク着物コーデをアップされてる方が、オススメのショップとして名前を挙げてたのがきっかけで知りました。

 

↑リンク2つの違いがよく分からなかったので両方つけときます。

 

とにかく数が凄い!!一万点って!!

 

買ったのはこちらの名古屋帯

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小さな汚れなどは細かく写真でアップされていて、値段もそれに応じて結構幅があります。こちらは多少の汚れは気にしない私が買えるお値段でした。

 

で、何気に感激したのがこれ。

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商品と一緒に入っていた着物地のサンプル。

 

さすが海外向け販売もされているだけあって、心遣いのレベルが一段上です。

 

また機会があれば利用したいと思います!