東京旅その3-デザインフェスタと小夜子展
今回東京に来たメインの目的がこれ、デザインフェスタ。
アジア最大級のアートイベント、ということで。
東京ビッグサイトで2日間行われたこのイベント。1日目に行ってきました。
規模がデカイと聞いてはいたけど…
もう人、人、人。人だらけ。
この写真は上の会場に上る長ーいエスカレーターから撮ったもの。
ここに映ってるのがメインの会場というわけではなく。受付とパフォーマンス用ステージとその周りにライブペイントしてる人たちがいるスペースです。これでも、混み具合はそうでもない場所です。
メインはここを取り囲むようにある会場で、(右上に出入り口見えてますが)そこに数えきれないくらいの出展者スペースが何列も何列も並んでいます。で、同じくらいの規模でもう一つ上にも会場が。美術、写真、イラスト、アクセサリーや小物、雑貨、洋服、なんかよく分からないものまで販売されています。屋外スペースでは、音楽LIVEもやってます。
飲食店スペースも何か所かあって、建物自体にレストランもあるのですが、いかんせん人多すぎて供給が追い付いてない。しかたない、コンビニで済ますか…と思ったら入り口近くのファミマにも長蛇の列。なんとか屋外の飲食店で回転速そうなとこを見つけてご飯にありつきました。
謎のスパイスが効いたカレー。カレーは注ぐだけだから早かった。その場で調理が必要なものはどうしても時間かかるんだなと気づきました。
なんかもうあまりにも出店者が多すぎて。通路も人多いから、人の流れに合わせて歩きながらブースを見て歩くという。人ごみ苦手な方(私のこと)は、かなり疲れると思います。
そして、出展ブースもそうなんですが、一番興味あったのがライブペイント!
ライブなペイント!!わくわく!!
なのですが…ちょっと思ってたのと違いました。
絵が上手い人は居るんですが、意外と皆さん淡々と描いてました。壁に向かって黙々と。もう少し動きのあるものかと想像してたので…。こんな雰囲気でやってるんですね。
このサイズよりも10倍くらい大きい壁面のライブペイントもありました。脚立使って描いてた。
去年はcreema(ハンドメイド品の通販サイト)主催、ハンドメイドジャパンフェスに行ったのですが、規模も出展者の雰囲気もデザフェスとはけっこう違いました。
デザフェスの方が、規模は数倍大きいし、物販以外に映像・パフォーマンス・ライブペイントと展示の種類が多岐に渡っています。学生とか若い人が色々とチャレンジしてるものも多くて、質はバラバラです。
ハンドメイドジャパンフェスの方は、規模は劣りますが、雑貨・アクセサリーなどはセミプロみたいな人たちがたくさんいます。商品としてのレベルはこっちの方が高そうです。そのかわり、ハンドメイドっぽさが薄れてはいます。
見てて楽しいのはデザフェスの方かな。(もう少し人が少なければ)
何か商品を買うのがメインだとハンドメイドジャパンフェス の方がゆっくりは見れます。
デザフェスでも、着物の方を何人か見かけました。それが着物好きな人なのか、コスプレ好きな人なのかを、衣紋の抜き加減で判断して勝手に楽しんでました。コスプレとして着ている人ってなぜかあんまり衣紋抜けてないです。コスチュームとして売ってる着物は作りが違うのかな?
そういえば、コスプレが多いのもデザフェスの特徴かもしれないです。
そして、前の記事にもちらっと書いた山口小夜子展。
展示の後半、写真OKなスペースがあって楽しかったです。
嬉々として写真撮りましたので、ご覧ください。
マネキン顔小っさい。
光と影と映像と何体ものマネキン。下手なインスタレーションよりも面白い。
一番最後に展示されてた映像がすごい良かった。映像と朗読と小夜子氏の動きがリンクしてた。美術館で映像作品とか見るの苦手なのだけど、これは全部見てしまった。朗読パフォーマンスのリハーサルを映した映像。
もう1回見たい。
本当は上野の国立博物館でやってた鳥獣戯画展見たかったんですが、2時間待ちとか...さすがに無理でした。
美術館は空いてる時に見るのが一番。
小夜子展は人多すぎず見やすくて良かったです。