岡山の僻地、西粟倉村が意外とオシャレスポットだった件−西粟倉旅・前編
今回の旅もまだ整理できてないけど、
その前の書きかけも消化できてない!
ということで。1月の話に逆戻り。
これはまだ、岡山から引っ越す前のお話。。。
近いようで遠い岡山の僻地。西粟倉村が面白いらしい。
岡山で仲良くなった同い年の酒屋さん。
このブログでもちょこちょこ登場している酒うららの道前さんのお店があるのが、岡山の僻地、西粟倉村。
若い人が面白いことをやってるとこらしい...
(というか、すでに道前さんが面白いし)
一度は行ってみたいと思いつつも、同じ岡山とはいえ私が住んでた倉敷からは結構遠い。岡山っていうかほぼ鳥取だよねーな位置にありまして。広島の尾道の方がむしろ近いわーなわけでして。なかなか足を伸ばすのが億劫だったのですが。いよいよ引っ越すということになり、最後に行っとくか!のタイミングで道前さんとも予定が合い、西粟倉村へプチ旅行してきました。
乗り換えのワナを乗り越え、西粟倉村へ。
ホームページから超絶オシャレ...若い人居るな感出てます。
www.vill.nishiawakura.okayama.jp
倉敷からは、岡山経由して鈍行電車でのろのろ移動。約2時間の旅。
西粟倉村の手前に特急が停まる大原駅があるので、お急ぎの方は特急スーパーいなば鳥取行きに乗ると早いです。
私は岡山からJR山陽本線の普通電車で上郡駅まで。上郡で智頭急行というワンマンカーに乗り換えて大原駅まで。
ここで嫌な予感はしていましたが...上郡の智頭急行の改札、ICカード使えないってよ。帰りは窓口でちゃんと切符買いました。券売機だとこの区間分通しは買えない可能性があるので(券売機で金額の選択肢の中になかった気がする...)窓口が確実かと思われます。
そこはかとなく醸し出される秘境感...
私は大原駅まで迎えに来てもらったのでここで下車しましたが、そのまま西粟倉駅までも乗れるみたいです。ただ、駅の便の良さは大原駅の方が多少良いらしく。小さいですが駅舎もあるし。スーパー等もこの近くにあるとか。
車で大原駅の近くにある武蔵の里という酒蔵がある通りを通ってもらったのですが、その街並みが古い民家があってとても良い雰囲気でした。
岡山県美作(作州)の清酒「武蔵の里」「宙狐」醸造元/有限会社田中酒造場
んで、車で西粟倉へ。
私が行った時は民家の辺りには雪がほぼなく、山の方に入っていくと少し解け残りがあるくらい。 ちょっと鬱蒼とした林の中。時期によってはホタルが見れるとか。
どんよりな雲の西粟倉村。
山と山の間、谷に集落がある感じ...。
すごい田舎に来たなーという風景。
これでも、高速道路や駅などに意外と近いため、アクセスは良い方とのこと。
田舎でも駅近だと便利なんですねー。
小さなお店がいくつもある学校跡地。森の学校。
そして、酒うららさんのお店のある元学校の建物へ。
参照画像:西粟倉村役場
元学校の建物に小さなお店がいくつか入っています。
その中の一つが酒うらら。
他にも帽子屋さんやオシャレなカフェがありました。
元は応接室。。。
ひんやりとした店内。とりあえず絵面がよさそうな棚を写真におさめる。
雪は降ってないとはいえ、昔の学校の作りからか店内は結構寒かったです。
なのでカフェの方に移動。
カフェは最近移転してこちらに出来たのだそう。おしゃれ。
全体写真撮ってませんでしたが、そこそこ広いです。
フードメニューに猪肉ありました。
猪肉ってイノシシ?と聞いたところ、猪とか鹿とか、だそう。
村には狩猟をやってる人達もいて、人によってワナの仕掛け方にセンスがある人・ない人がいるそう。ナチュラルな会話の中で出てくる話題がナナメ上。
上の階にある帽子屋さんの人も混じって、コーヒー飲みつつしばし談笑。
西粟倉村は新しい取り組みを色々とされていて、若い人の移住者がたくさん。
しかもなんか垢抜けたオサレな若い人とかいて、ヘタな都会より都会的。
うっかり、とんでもない山奥だということを忘れそう。
その後、帽子屋さんで手作り帽子を色々と見せてもらいました。
帽子って面白いなーと最近興味が出て来てて。これまた写真撮り忘れて名刺もらったけど今手元にないので、情報載せれませんで。まあ...行けば分かる!
可愛くて、ちょっとユニークなデザインの帽子がありました。子供用がたくさん。オーダーでも頼めます。
ちょっと本気出して検索かけたところ、こちらの方ですね。ネット便利。
感じの良い可愛い方でした。
帽子屋 UKIYO
オシャレな温泉とゲストハウス。元湯。
ひとしきり、帽子屋さんでわちゃわちゃした後、ご飯とお風呂行きますかーってことで。元湯さんへ。
村では林業にも力入れているみたいで、こちらの施設の燃料も薪を使ってるとか。
これまたオシャレスポット。もともとあった施設をリニューアルしたみたいですが、キレイだし温泉だし。ボリュームのあるご飯と、もちろん日本酒あるし!(by酒うらら)
小物類の販売コーナーもあって、西粟倉村の製品がイロイロ。
温泉の脱衣所にお試し用の”油”がいくつか。化粧水変わり?
道前さんが塗り塗りしてるのを見て、私も真似して塗り塗り。温泉と油と日本酒で、西粟倉の女子の美肌はカンペキとの噂。
相変わらず写真少なくてすみません。想像力でカバーをお願いします。
行くとこ行くとこ、若い人がいるからなんか不思議な感じ。お店などの数は少ないけれど、だからこそ、それぞれの個性が際立つというか。
結局のところ、○○ならココ!というお店が必要な分だけあれば、それで十分楽しいのかもなーと思う次第です。一つ一つがなんか濃いお店だし。たくさんのお店をジプシー的にぐるぐるするのが好きな人もいれば、じっくり決まったお店と関係を作るのが好きな人も居るわけで。後者の場合はこういう田舎暮らしも向いてるのかなーと思います。
元湯はゲストハウスもやってるみたいなので、宿泊したい方はぜひ。
場所的にも日帰りはキツイと思われます。
この日私は道前さんちにお邪魔いたしまして、ゆるゆると日本酒飲みまくって就寝いたしましたー。
後半へ続く。