買ってしまいました。豆千代さん監修のアレです。
少し前に書いた記事。
途中に余談的な話題で出した、豆千代さんが衣装監修した舞台。
パン屋文六の思案@青山円形劇場。
この時ちらっと調べたところ、DVD化されてるのを知りました。
あ、欲しい。
しかしこの時は、そうは言ってもねー値段もそれなりにするし…とスルー。
後日、amazonで少しお安くなってるのを発見してつい…ぽちっと。
レビューには本編以外も色々楽しめる的なことが書いてあるし!
そして届きました。
見ました。
とりあえず本編。
舞台見た時の記憶が蘇りました。やっぱり相当動いてる!色とりどりの着物が右へ左へ、踊ったり走ったり。
改めてみるとストーリーも理解できました。いくつかの話が交互に続いていくので、実際見てる時はよく分からなかったとこもあって。
いやぁ、やっぱり男キモノの遊び方がたまらんです。
衿の間から見えるシャツ、真っ赤な足袋、帽子やマフラーの小物類。女性みたいに広い面積の部分が派手なわけではなく、シックな着物の中にピリッとポイントを入れるスタイルが好きです。
自分の着物の着こなしもそういう路線でやりたいなーとか思ってます。
昔っから洋服でもメンズのデザインが好きで。フリフリとかヒラヒラとかフワフワとか、レースとかリボンとかに見向きもせず。ストライプとかチェックとか、ダークな色合いの中に原色が入ってるとか。格好良いものに惹かれます。
学生時代は、女が全員リボンを好きだと思うなよ!とかぶつぶつ言いながら、ワンポイントで洋服についてるリボンを外したりしてました。パステルカラーも苦手。高校生の頃はsmartとか読んでたっけ。
大人になってから少し許容範囲が広がって、パフスリーブくらいは着るようになりましたが、やっぱり基本はメンズライクなデザインが好き。
不思議なもので、着物に関しても一周して元々の趣味嗜好に戻ってきたみたいです。
この舞台を見て、男キモノやっぱりいいな~と再確認。
志賀廣太郎さんの着物姿、哀愁があって味わい深い…。着物って年齢を重ねるほど素敵さが増していく気がします。
男性側からしたら、 女性にくらべてサイズに合う着物を見つけるのが大変とか、色柄のバリエーションが少ないとか地味なのが多いとか、やりにくいことは多々あるかと思います。着付けは簡単そうだけど。おはしょりない分、背の高い人は特に大変ですよね。仕立てるとなるとそれこそハードル高いし。
でも、男キモノだからできる遊びってのもなかなか楽しいのではないかなーと。ベルトとかブーツとか柄シャツとか。
男キモノ、もうちょい広がらないかな。(←見たいだけ)
男性の皆さん!
スーツは3割増しだとかいいますが
着物は 10割増しですよ!!